パートナーと離婚を考えたら弁護士に相談！離婚完了までの流れについて解説
流れの第一歩は話し合いから
パートナーとのスムーズな離婚を考えるなら、離婚問題に強い弁護士に相談するのがベストです。当事者同士の話し合いでは感情的になってしまい、話がまとまらないケースも少なくありません。
福岡市には離婚問題を取り扱う法律事務所が多数あり、相手方との交渉を代行してくれる弁護士もいます。ちなみに交渉時には慰謝料や子どもの親権など、さまざまな事項について話し合いが可能です。まずは協議離婚を目標に話し合いを行い、交渉成立を目指しましょう。
話し合いが決裂したら調停
交渉が決裂した場合は、家庭裁判所に離婚調停を申し立てます。家庭裁判所では相手方と交代で部屋に入るので、基本的には相手方と顔を合わすことはありません。
また、調停は裁判とは違って非公式で行われ、1回で決着がつかなければ約1ヶ月おきに複数回家庭裁判所に出向く必要があります。この調停で合意が得られなかった場合は、離婚するために訴訟が必要となることも把握しておきましょう。離婚調停において離婚条件の合意が得られた場合は、ただちに離婚が成立します。
調停が不成立なら裁判
調停で折り合いがつかず、不成立となった場合は離婚訴訟を起こします。離婚訴訟では裁判官が民法上の離婚原因があるかを判断し、離婚原因が認められた場合のみ離婚が成立するという流れです。ただ、納得できない条件をのんだり、不満がある状態で合意したりすると、基本的には変更・撤回ができません。
福岡市には、交渉・調停・訴訟すべてに対応する法律事務所が多数あります。調停や訴訟となった場合は、法律の専門家である弁護士を頼り、納得のいく決着へとサポートしてもらいましょう。
